2014年08月29日

北海道・奥尻島の復興を視察

image.jpg
21年前の平成5年7月12日夜22時17分、突然、北海道南西沖地震が発生し、M7.8、震度6、それによる津波やその後の火災発生により、奥尻島を中心に202名の方が犠牲となりました。

ウニ、アワビ、イカなど豊富な海洋資源に恵まれたこの地域は、ユーラシアプレートと北アメリカプレートの境界にあたり、断層の間近であることから、地震の揺れ発生から約3分後に29mの津波が藻内地区を襲っています。3分といっても揺れで1分強は動けず、おさまった直後だったと島の方たちは言います。

その後、国と北海道が全力で復興を支援。町も住民と緊密に連携。被害金額664億円に対し、復興に要した費用は、義援金、公共事業を合わせ1000億円を超えたとのこと。結果、復興は実に早く、地震から5年後には完全復興を宣言されました。

その状況を東日本大震災の復興の参考にしたいと、8月26・27日、衆議院復興特別委員会で視察に行ってまいりました。

漁業の再建のための7.7mの人口基盤、1階をピロティにし津波対策を講じた小学校、防潮堤など公共事業を進める一方、奥尻ワイナリー、アワビの種苗センター(ここでは3センチ大のアワビを5センチ大にまで育てて漁師に出荷)など、活性化策にも努めてきました。

住宅の再建を最優先して、義援金は住民に配ったため、現在の役場は木造2階建て、築52年、町長室は雨漏りする状態で、町営病院も築40年と、今後の課題も残っています。補助金の使い勝手や地方交付金算定のあり方など要請を受けました。

風光明媚で、東京からですと、函館まで空路1時間半、さらに奥尻まで空路で25分です。是非、一度訪れてみてください。

9月1日は防災の日。防災週間が始まります。今一度、わが家の備えを万全に、そして、逃げることを考える機会にしていただければと思います。

image.jpg津波館の隣にある「時空翔」。災害で亡くなられた方々のお名前が刻まれています

image.jpgウニの作業場

image.jpgアワビの養殖。肉厚で軟らかいのが特徴











posted by 高木美智代 at 13:16| 日記 | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。